「5〜8月」が一人暮らしを始めるおすすめの時期

「5〜8月」が一人暮らしを始めるおすすめの時期

これから一人暮らしを始めたいする人はできるだけ費用は抑えたいですよね。
一人暮らしを始める時の初期費用は非常にお金がかかります。

そこで最も費用を抑えるためには絶対に「5〜8月がおすすめ」です。

今回は一人暮らしは5〜8月がおすすめな理由や物件状況と引越し業者などの特徴について解説していきます。
合わせて一人暮らしを始める際の初期費用などについても分解していきます。

【結論】一人暮らしを最もお得に始められる5〜8月の特徴

冒頭でもお話したように「お得に一人暮らしをするなら5〜8月がおすすめ」です!!
具体的には「4月から物件を探して、8月までに入居する」

学生さんなら進学、新社会人は社会人生活など新しい生活を始めるのが4月。
そんな繁忙期が過ぎて落ち着く時期が5〜8月です。

5〜8月から始める一人暮らしの特徴はこちらです。

  • 物件数は1年で最も少ない
  • 家賃が下がりやすい(交渉しやすい)
  • 引越し業者は空いてて費用も安い

一人暮らしの準備を始めてから実際に入居までの期間はおおよそ1.5〜2ヶ月かかります。
そのため6月に入居する場合は4月頃から準備を始めるイメージでいてください。

物件数は1年で最も少ない

物件数は1年で最も少ない
物件数は1年で最も少ない

5〜8月は一年の中で最も物件数が少なくなる時期です。
それは4月からの新生活を始める人達が物件を一気に決めていくからです。

そのため5〜8月から始める一人暮らしは物件の選択肢が少なくなります。
ですが、条件に合う物件が全くないわけではありません。

そして選択肢が少ないというとマイナスに感じますが、選択肢が絞られている方が物件を早く決められます。
選択肢が多いと「あっちもこっちも良いな」と悩んでる間に他の人に取られたり、悩んでる間に時間が経ってしまったりなんてことがあります。

しんち
しんち

初めて一人暮らしをする場合は条件が絞られている方が意外と探しやすかったりします!

家賃が下がりやすい(交渉しやすい)

家賃が下がりやすい(交渉しやすい)
家賃が下がりやすい(交渉しやすい)

他の時期に比べて家賃の値下げ交渉がしやすいのも5〜8月の特徴です。

大家さんや不動産屋は4月の繁忙期で物件がどんどん決まっていくものの、入居が決まらない物件もあります。
大家さんは入居者がいないと家賃収入もない上に部屋はどんどん劣化して次の入居時までに再清掃するために費用がかかります。
そのため多少、家賃を落としてでも誰かに利用してもらう方が大家さんにとっては嬉しいんですね。

ただし家賃交渉は必ず成功するわけではないのでご注意ください。

また、入居後の家賃交渉は最短で2年に1度の更新月までできません。最初に値下げ交渉して定常的にかかる「固定費」を削減する意識を持つと良いです!

引越し業者は空いてて費用も安い

引越し業者は空いてて費用も安い
引越し業者は空いてて費用も安い

引越し業者も4月の繁忙期を過ぎると比較的スケジュールに余裕ができ、希望通りの引越し日に実施できます。
また、引越し代については一人暮らしの場合は約38,000円〜42,000円です。
これは1〜3月の繁忙期の約48,000円〜55,000円に比べると約20%ほど安くなっています。

一人暮らしの引越し費用の平均は3万5千円〜!節約方法も解説 社会人一人暮らしの引越し費用の平均は3万5千円〜!節約方法も解説

その他の時期の物件数や引越し代の特徴はこちらの記事を参照ください。

いつがお得?部屋探しにおける時期の特徴を解説!【初めての一人暮らし】 いつが狙い目?部屋探しにおける時期の特徴を解説!【初めての一人暮らし】

一人暮らしにかかる初期費用は家賃の約7〜8ヶ月分

一人暮らしを始めるのに最適な時期がわかったところで、一人暮らしを始めるための費用について解説します。
一人暮らしは意外とお金がかかります。事前に知識を持った上で一人暮らし実現のために貯蓄していきましょう!

これから一人暮らしを始める人の場合、最初にかかるのが家賃の約8ヶ月分と言われています。
この初期費用には物件の契約、引越し代、家具・家電の準備などが含まれています。

新社会人の一人暮らしで最も多い家賃が約6万円と考えると約48万円ほどが相場とされています。
(6万円×8ヶ月分=48万円)

入居の初期費用は家賃5ヶ月分

物件を契約して入居する際にかかる費用は家賃の5ヶ月分と言われています。
ここでいう「初期費用」とは物件の契約にかかる費用のみで引越し代などは含まれていません。


前もっと翌月分の家賃を払ったり(前家賃)、敷金・礼金、不動産屋への仲介手数料を含めるとこんなにするんですよね。。

物件探しをする時にこの初期費用を抑える方法もあるのでチェックしといてください。

一人暮らしの初期費用はいくら?物件は家賃5ヶ月分、全部で約8ヶ月分が相場【初めての人必見!】 社会人一人暮らしの初期費用はいくら?物件は家賃5ヶ月分、全部で約8ヶ月分が相場【初めての人必見!】

引越し代は約3万円〜10万円

引越し代は約3万円〜10万円
引越し代は約3万円〜10万円

これから一人暮らしを始める人は荷物が少ないため、引越し代の平均は約35,000〜60,000円くらいになります。

繁忙期(1〜3月)に引越す場合は、別の都道府県へは80,000〜100,000円ほどかかります。その他の時期であれば35,000〜60,000円が相場とされています。

家具・家電は約15万円

家具・家電は約15万円
家具・家電は約15万円

新生活を始めるための家具・家電は約15万円ほどかかります。

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • エアコン
  • テレビ
  • 寝具

インテリアやスペックの高い家電などを買うと20万円ほどかかります。
家具・家電の費用を抑えたり荷物を少なくいたい人は、家具つき物件などを探すと良いですね。

一人暮らしが始まった時の生活費は約10万円

一人暮らしが始まった時の生活費は約10万円
一人暮らしが始まった時の生活費は約10万円

実際に一人暮らしが始まると生活費がかかります。
一人暮らしで家賃を除いた生活費の平均は約10万円です。

生活費の中でも「固定費」と「変動費」に分かれます。

固定費と変動費

固定費とは家賃やインターネット代、保険料など必ず毎月一定額かかる費用。

変動費とは食費や水道光熱費、携帯代など料金が毎月変わる費用。

固定費は常に一定額が決まっていますが、食費や水道光熱費、携帯代は利用状況によって変動します。
そのため外食が多いと食費が増える月が増えたりすると生活費は増減します。

一人暮らしの「生活費」内訳と節約方法を解説! 社会人一人暮らしの生活費平均は約15万円。内訳解剖で不安を解消!

一人暮らしを始めるまでの流れ

では実際に一人暮らしを始めるまでの流れはこちらです。

部屋を探す
実際に見に行く
契約する
引越し業者を探す
引越し準備する
入居

ここまでで1.5〜2ヶ月ほどかかります。
もちろん早ければ1ヶ月で入居まで進む場合もありますし、なかなか決まらないなんてこともあります。

まずは一人暮らしをする時期を決めて、入居の1〜2ヶ月前くらいから気になる物件を探すとスムーズに進んでいきます。

失敗しない一人暮らしのお部屋探しの始め方とコツ。【初めての物件探し】 社会人一人暮らしのお部屋探しの流れとコツ。【初めての物件探し】

まとめ

改めて5〜8月の一人暮らしの特徴はこちらです。

5〜8月の一人暮らしの特徴

  • 物件数は1年で最も少ない
  • 家賃が下がりやすい(交渉しやすい)
  • 引越し業者は空いてて費用も安い
  • 実際にこの時期に物件をWebサイトで見てみて、気になる物件がないようだったら不動産屋さんへ足を運ぶことをおすすめします!

    不動産屋には「非公開物件」と呼ばれるWebサイトに載せてない物件があったり、部屋の提案を無料でたくさんしてくれるので物件が決まるまでの時間が早いです。

    それでもあまり見つからない場合は物件数の多い時期にすると新しい物件との出会いがあるかもしれないですね。

    まずはお金を貯めながら部屋探しの条件を少しずつ考えてみてください。