一人暮らしでも電力会社は変えられる!おすすめ電力会社3選

一人暮らしでも電力会社は変えられる!おすすめ電力会社3選

「賃貸で一人暮らしでも電力会社を変えると電気代節約できるってよく聞くけど本当なの?」
「品質は落ちるの?」「工事が必要なの?」「値段って本当に下がるの?」など心配なことがたくさんありますよね。
そんな人に賃貸で一人暮らししてる人が電力会社を切り替えて、変わることと変更方法、おすすめな電力会社も紹介していきます!

一人暮らしの平均的な電気代は5,729円

まず一人暮らしでの1ヶ月の電気代は約5,729円です。年間では約68,748円。
意外と高いですよね。。ご自身の電気代と比べてどうですか?

平均以上の人は特に電気代の節約を意識するべきです。
そして今回、解説する電力会社の切り替えは電気代節約における効果が非常に高い方法になります。

その他の電気代の節約方法を知りたい人はこちらの記事をご覧ください。

一人暮らしの電気代の平均は「5,729円」。意外と知らない節約方法を解説! 社会人一人暮らしの電気代の平均相場は「5,729円」。意外と知らない節約方法を解説!

電力会社を変えると何が変わるの?

楽天でんきLooop電気など大手電力会社以外の新規参入電力会社のことを「新電力」と呼びます。
この新電力へ切り替えることで月々の電気代を抑えられるようになります。

電力会社を新電力に切り替えると変わることと変わらないことがあります。

電気の品質は変わらない

電力の会社に変えても電気の品質は変わりません!!ここは気になる人が最も多いところですがご安心ください。

電力会社を変えても電気の品質は変わらない

電気自体はどこの電力会社も同じで、送配電するための電線なども大手電力会社のものを使います。
そのため電力会社を変えたから「停電が増えた」「電気の供給が減った」ということにはなりません。

各電力会社はみんな同じ商品を売っていて、各社ごとに割引をしたりセットで安くしたりとサービス内容が異なるだけです。

しんち
しんち

携帯のSIMの場合は通信速度が落ちたりすることもあり混同する人もいますが安心ですね!

料金プランや特典が変わる

各電力会社ごとにプランがあり料金も変わります。
正直、料金はそこまで各社変わりませんが、基本料無料やガスとセット割など特典が変わってきます。

また、明細についてもサービスによっては、紙で提供するものもあればweb明細のみという違いもあります。

一人暮らしで電力会社を選ぶ際のポイント

一人暮らしの人が電力会社を選ぶ際のポイントについて解説します。
このポイントを意識して電力会社を選ぶようにしましょう。

電力の切り替えができるかチェックする

そもそも電力会社を切り替えられるのかを大家さん、不動産屋、管理会社のいずれかに確認しましょう。
というのも賃貸物件の建物全体で特定の電力会社と契約する「一括受電」という建物も少なからず存在するためです。

その場合、個々で電力会社を変えると電力会社と大家さんで契約内容が変わってしまうため、原則切り替えができません。

ただし一括受電にすることで電力会社からの別途割引が効くため、結果的に電気代が安くなるというケースも多くあります。

基本料金

基本料金とは電気の使用量に関係なく、電気を使用する際には必ずかかる費用です。
一人暮らしの多くは15A〜20Aで契約してるため、大手電力の場合は基本料金が毎月421〜561円かかります。

新電力の場合は基本料が完全無料や数ヶ月無料、または毎月基本料を5%OFFなど基本料の割引をしてるサービスがたくさんあります!

しんち
しんち

電気の品質が変わらないのに基本料金が割引されるって良いこと尽くしじゃん!


まさに良いこと尽くしですね。ここは特にカラクリがあるわけではなく、商品の料金は各サービスで決める権利があるため、顧客を多く獲得するために基本料無料の特典をつけてる所もあるという感じでしょうか。

どんな特典がついているか

基本料無料のような特典以外にも各社で様々な特典をつけています。

特典の参考例
  • 基本料無料
  • ポイントがもらえる
  • ポイント払い可能
  • ガスとセットで割引

例えば「楽天でんき」だと楽天ポイント、「まちエネ」ならPontaポイントが貯まるなどご自身が日頃使っているポイントが貯められるものもあります。

その他にもガスも自由化となったため自由に選択できるので、電気とガスを同じ会社にすることでどちらも節約することができます!一緒に見直す人もかなり多くいます。

しんち
しんち

ちなみに今、我が家は「楽天でんき」で楽天ポイントを毎月ゲットしてます!

違約金がかかるか

新電力会社によっては契約期間の縛りと違約金がかかるものがあります。

新電力の契約期間は「縛りなし」、「1年」「2年」が最も多いパターンです。
そして違約金は電力会社によって異なりますが、550〜2,200円ほどです。

1人暮らしを始めると共に切り替えると家賃の更新(2年に1回)のタイミングで他に切り替えられます。
ですが、一人暮らしを始めて数ヶ月してから切り替えると、次の引越し先でも同じ電力会社を使うか違約金を払う必要が出てきます。

一人暮らしの場合は違約金がかからない電力会社を選ぶことをおすすめします。

新電力のデメリット

新電力の特徴がわかったと思いますが、逆に新電力のデメリットについても解説します。
結論から言うと新電力特有のデメリットではなく、様々な事象において検討する際に発生するデメリットを上げています。

プランの選定が必要で手間がかかる

新電力会社にはそれぞれプランがあり、自分に合ったプランを探す手間がかかります。
大電力会社の場合はおおよその世帯人数でプランが決まっていましたが、新電力は「会社」と「プラン」をそれぞれ選ぶ必要があります。

各社の特徴を調べてお得になる会社を選んでください。

また、前述の通り基本料を割引してる会社も多くありますが、最低限使わないといけない電気量が決まってるケースもあるのできちんとプラン内容を見ておく必要があります。

会社が倒産する可能性がある

電力会社が倒産するリスクがあり、新電力は大手電力会社と比べると高い傾向にあります。
これは電力会社に限らず一般企業でも同様ですね。

ただし電力会社が倒産する際は15日以上前から倒産する旨を通知する義務があるため、事前に倒産することが知れるので、切り替え先を再度探せば電気が使えないといったケースもなくなります。

しんち
しんち

気づいたら電気が使えない!とかなったらビックリですよね(ビックリどころではない)

電力会社乗り換えの前にしておくこと

電力会社を切り替える際には事前に準備が必要です。
しっかりと準備してから切り替えることで後々で「切り替えたら逆に高くなった…」なんてことがなくなります!

今の電気使用量を把握する

まずは今どれくらいの電気を使用しているかを把握しましょう。
「電気代は毎月かかるからしょうがない」と思って、検針票など見ないで捨てていませんか?

検針票には毎月の電気代の内訳と電気をどれくらい使用しているかなどが記載されています。

参照:TEPCO

契約しているアンペア数なども合わせて確認できるので、アンペア数を減らしたい場合は電力会社に問い合わせしてみましょう。

今の電気代でシミュレーションをしよう

検針票など今の電気使用量がどれくらいかわかったら、次は切替えた時のシミュレーションをします。
シミュレーションする前に電気代の計算方法だけ頭に入れておいてください。

電気代の計算方法

基本料金 + (電力量料金単価 × 使用量)+燃料費調整額=電気代

この計算方法を理解した上で、毎月支払っている電気使用量でどれくらいお得になるかのシミュレーションをします。

検針票には使用した電気量も記載があるので、その数値を元にシミュレーションができます。

今回、紹介する電力会社は料金シミュレーションをつけてくれていますので、気になる電力会社はシミュレーションしてみてください!

安さ重視のおすすめ電力会社トップ3

おすすめの電力会社を紹介するにあたって、電力会社の特徴を紹介していきます。

本サイトの選定基準
  • 料金が安いこと
  • 携帯電話とのセットなど煩わしさがないこと
  • 一人暮らしが対象であること

一人暮らしの人は「料金を安く」を最優先で考えて行きましょう。

他サイトでは多くの電力会社を紹介していますが、アンペア数が30A以上や一定以上の電気を使用する必要があり、一人暮らし向きでないものも含まれています。
本サイトでは料金が安くて、携帯電話とのセットで割引などがない電力会社のみを紹介しています。


大手電力会社と比較がわかりやすいように一覧には「東京電力」を加えています。
※東京電力を使用する関東圏での金額を表示しています。

電力会社基本料金kWhあたりの単価違約金・解除料
東京電力572円19.8円(〜120kWh)
26.4円(121〜300kWh)
30.5円(300kWh以上)
0円
あしたでんき0円一律26.0円0円
Looop電気0円一律26.4円0円
楽天でんき0円一律26.5円0円
20Aの電力会社料金一覧

基本料金が安くなるだけでも毎月約500円ほど節約できますね。
ここから各電力会社のサービスの特徴などを含めて紹介していきます!

あしたでんき

あしたでんき

今最も契約数が伸びているのが「あしたでんき」です。新電力急増ランキング第一位です!※Zaim 暮らしのサービスアワード調べ

あしたでんきの一番の特徴はやはり基本料無料と解約金0円という点ですね。

あしたでんきの魅力
  • 基本料無料
  • 解約金0円
  • kWh(単価)が一律でわかりやすい

あしたでんきには付帯する特典は特にありません。その分、電気料金をシンプルに節約できる形にしています。
東京電力など大手電力会社では使用料に応じて単価が変動しますが、あしたでんきは一律料金なので計算しやすい。

基本料金0円
解約料0円
kWhあたりの単価一律26.0円
対応エリア栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県および静岡県(富士川以東) ※島嶼地域を除く
運営会社TRENDE株式会社
あしたでんきの概要

また、あしたでんきには「たっぷりプラン」というもう一つのプランがありますが、一人暮らしよりもファミリー向けで、電気使用量が多い人向けのプランになっています。

欠点としては対応エリアが関東近辺しかないため、申込み対象者が限定的であることです。

しんち
しんち

一人暮らしは電気の使用量も少ないから基本料を抑えたり、単価が低いものを選ぶのが鉄則!!

Looop電気

Looop電気

Looop電気も基本料がずーっと無料です!そして解約金もかかりません。
そしてLooop電気はその他にもセットでの割引がたくさんついています。

Looop電気の魅力
  • 基本料無料
  • 解約金0円
  • kWh(単価)が一律でわかりやすい
  • ガスとセットで安くなる

Looop電気は基本料と違約金はいつでも0円です。
そしてその他にもガスとセットで契約すると、電気のkWh単価が0.4円安くなって26.0円になり、ガスも基本料が無料になります!

ガスも電気と同じように自由化なので賃貸でも切り替えできます。
ガスも工事などは不要なのでこれを機に見直すと電気とガスで大きな節約効果を期待できます。


更に電気のトラブルも無料で対応しています。(関東エリアのみ)
具体的にはブレーカーがよく落ちる、停電が起きた、コンセントが焦げ臭いなどのトラブルが起きた際に無料で見てもらうことができます。

通常だと出張費と作業費で9,000〜13,000円ほどする作業なので無料になるのはすごいですね!

しんち
しんち

一人暮らしだと近くですぐ頼れる人がいない人もいるから、すぐに問い合わせられるのはありがたい!


またソーラーパネルがついてる物件の場合は、貯めた電気を売るとkWh単価が1円安くなります。

基本料金0円
解約料0円
kWhあたりの単価一律26.4円
対応エリア北海道/東北/東京/中部/北陸/九州電力の対応しているエリア
運営会社株式会社Looop(ループ)
Looop電気の概要

逆に欠点としては下記が挙げられます。

  • 支払い方法がクレジットカードのみ
  • 申込みと利用明細はWebのみ

支払い方法がクレジットカード払いのみです。国際ブランドはカバーしてる(Visa、MasterCard、American Express、DinersClub、JCBカード)ものの、クレジットカードを持っていない人は申し込めないのでご注意ください。

楽天でんき

楽天でんき

楽天でんきは2年連続顧客満足度No.1の電力会社です!楽天経済圏の人は利用している人も多くいます。

楽天でんきの魅力
  • 基本料0円
  • 解約金0円
  • kWh(単価)が一律でわかりやすい
  • 入会で1,000ポイントもらえる
  • 楽天カード払いでポイントがもっと貯まる

楽天といえばポイント獲得が強いですね!楽天でんきも申込み&利用で1,000ポイントがもらえます!
楽天でんきに申込んだ人の約50%は楽天ポイントが貯まりやすいという点を評価しています。

そして顧客満足度2年連続No.1を祝して、10月より最大100,000ポイントプレゼントキャンペーンを実施します。応募は楽天でんきまたは楽天ガスを利用してる人に限ります。

また、楽天でんきを利用するだけで200円につき1ポイントが毎月もらえます。
楽天でんきとガスをセットで利用している人は100円につき1ポイント。


さらにさらに!支払いを楽天カードにすると100円で1ポイントついてきます!!

獲得できる楽天ポイント

楽天でんきのみ利用200円につき1ポイント
楽天でんき+楽天ガスをセットで利用100円につき1ポイント
支払いを楽天カード利用上記に+100円につき1ポイント
楽天でんきで獲得できるポイント


一人暮らしの平均的な電気代が約6,000円なので、最大120ポイントが獲得できます!
年間にするとおおよそ1,440円分の節約効果があります。
ポイントは何もしなくても勝手に貯まる仕組みなのがありがたいですね!

基本料金0円
解約料0円
kWhあたりの単価一律26.5円
対応エリア北海道/東北/東京/中部/北陸/関西/中国/四国/九州/沖縄電力の対応しているエリア
運営会社楽天エナジー株式会社
楽天でんきの概要

まとめ

電気代は固定費の一つで一度見直すと何もしなくても永続的に節約効果をもたらしてくれます!
最初は少しだけ手間がかかりますが、年間で数万円浮かせることもできるのでぜひ頑張ってください。