一人暮らしをこれから始める人や改めて部屋探しをするなら、引越し代や初期費用も高いからお得に済ませたいですよね。
そんな人に一人暮らしをお得に始められる時期とそれぞれの時期ごとの特徴について解説します。
この記事では「最もお得に一人暮らしができる時期」と「繁忙期でも良い部屋を見つけるための方法」について紹介します。
目次
お得に引越すなら5月から8月が最もお得!
先に結論です。
一人暮らしをお得に始めるのに最適なのは「5月から8月」です!!
理由はシンプルで「部屋探しのオフシーズンで不動産屋も引越し業者も落ち着いている時期」だからです。
繁忙期とは?具体的にどれくらいお得なのかは後述していきます。
部屋探しから入居までは平均して2ヶ月かかる
まず部屋を探し始めてから入居するまでは約2ヶ月程かかります。
これはあくまでも平均値なので早ければ1ヶ月で済ませる人もいます。
入居の希望時期や必須時期がある人は逆算して2ヶ月前には動き出すようにしましょう。
部屋を探し始めてから入居までの具体的な流れはこちらの記事をご覧ください。

初期費用は家賃の7〜8ヶ月分
一人暮らしで新生活を始める人の初期費用の平均は家賃7〜8ヶ月分です。
ここでいう初期費用とは「部屋の契約」「引越し」「家具・家電」を含めた金額です。

部屋探しをすると同時に初期費用のための貯蓄の準備も進めていきましょう。
時期による部屋探しの特徴
時期によって部屋探しの特徴がそれぞれ異なります。
部屋探しと引越しという観点からそれぞれの時期の特徴とどういった人におすすめなのかを解説していきます。
部屋探しも引越しもこの時期が「繁忙期」と呼ばれ、最も費用が高くなる時期です。
部屋探しと引越しでそれぞれ忙しい時期が少しズレます。
- 部屋探しは1月〜2月がピーク
- 引越し業者予約は3〜4月がピーク
この時期は新社会人や進学する学生など新生活の始まりの時期で、みんなが一気に部屋探しを始めます。
新生活の時期をズラしたり部屋を見つける時期を変えることはできないので、遅れると良い物件はどんどん契約が決まり選択肢が減っていきます。
そのため物件数が最も多い時期でもありますが、どんどん契約が決まっていくので気になる物件は早めに内見したり不動産屋へ問い合わせをしましょう。
この時期に引越すことがわかっている場合は、前年11月〜1月くらいに部屋探しを始めておくと落ち着いて決めることができます。
そしてこの時期の引越し費用は約48,000円〜55,000円です。
荷物が少ない人と多い人で金額は変わります。
通常期と比較すると差は約1.5〜1.8倍ほど高くなります。

また引越し業者の予約もすぐに埋まってしまうため、希望日や希望時間の配送が難しくなることは理解しておきましょう。
そしてこの時期のお部屋は多少、家賃が高くても契約する人がいるため家賃交渉が難しい時期でもあります。
新社会人や進学する学生など4月から新生活を迎える人以外は別の時期にズラすことで初期費用をグッと抑えることができます。
- 家賃も引越し代も最も高い
- 引越し代は通常期の約1.5倍以上
- 物件数は多いが契約がどんどん決まる
- 部屋探しは11月または1月から始めるのがおすすめ
冒頭でも話したように新生活を始める上で最もお得な時期が5月から8月になります。
1月から4月までは新社会人や進学する学生がまとまって契約をしていきますが、その契約ラッシュが落ち着くのが5月から8月の時期です。
繁忙期で良い物件の契約がどんどん決まるため、物件数としては1年の中で最も少ない時期です。
そのため選択肢は繁忙期と比べると大幅に減ります。
ただしその分、引越し費用も繁忙期と比べると約20%OFFの約38,000円〜42,000円です。
そしてこの時期は家賃の交渉もしやすい時期です。
大家さんとしては空き家だと家賃収入が入ってこないため、家賃を多少下げたとしても入居してもらった方が嬉しいからです。
この時期限定でのキャンペーンや特典が増えるのもこの時期の特徴です。
一人暮らしを始める時期を調整できる人やできるだけ初期費用を抑えたい人におすすめの時期です。
- 引越し代が最も安い
- 家賃交渉がしやすい
- 物件数が1年で最も少ない
9月から10月は社会人の場合、期の後半が始まる時期で人事異動が多いことからお部屋探しを始める人が増えてきます。
そして10月は新築物件が最も増える時期なので、新築の賃貸物件を探してる人にはおすすめの時期です。
9月は人事異動などで引越す人が多いため引越し費用はやや高くなりますが、10月に限っては引越し費用が1年の中で最も安く、約35,000円〜40,000円となっています。
翌年の新生活に向けてゆっくりとお部屋探しを始める人が出始める時期です。
準備が早い人はこの時期から物件サイトを見始めて余裕を持って進めていきます。
不動産屋もその需要に合わせる形で新生活に向けた物件が増え始めます。
新社会人や進学する学生の場合、進学先や就職先が早くから決まった人はこの時期から動き出すと、部屋探しの選択肢も多い上に不動産屋も比較的時間に余裕があるのでしっかりと部屋探しができます。
この時期の引越し費用は約36,500円〜42,500円です。
- 物件数が増える
- 不動産屋に相談しやすい
まずは気になる部屋を探そう
一人暮らしを検討している人はまずは物件サイトで部屋の間取りや住むエリアなどから探しましょう。
大手不動産サイトの良い所は「探しやすい」「物件数が多い」という点です。
初期費用を抑えたい人は「ゼロゼロ物件」という敷金・礼金のどちらも0円の物件も多数取り揃えています。
また20代で部屋探しをするなら間取りや家賃、部屋探しの決め手はこちらにまとまっています。

まとめ
一人暮らしを始めるにあたっての部屋探しと引越しの時期の特徴はわかりましたか?
改めて部屋探しの時期についてのポイントはこちらです。
- お得に引越すなら5〜8月
- 1〜4月は繁忙期で契約は早めに
- 4月の新生活で勝ち組になるなら11月から探すとかなり余裕
- 11月頃から物件が少しずつ増えていく
部屋探しを制して快適な新生活を迎えましょう!!